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“独立行政法人 森林総合研究所”が発行している“季刊 森林総研 第3号”を読んでいた。
その中に興味深い記事を発見した。
『森林浴が働く女性の免疫機能を高める』というテーマある。
これを見た瞬間に、『男の免疫機能は高めてくれないの?』と置き去りにされたような寂しさを覚えた。
記事テーマの下には少しポイントを落としたフォントで、追い討ちを掛けるように以下のように書かれていた。
「森林浴で女性の抗がん免疫能が上がり効果が持続すること、ストレスホルモンが低下し癒されることが分かりました」と。
男は見放されてしまったのか!
本文を読んでいくと、下記のような下りがあった。
「これまで私たちが行ってきた研究では、東京で働く中高年の「男性お疲れサラリーマン」が森林浴によって、がん細胞やウイルスを殺傷するNK(ナチュラル・キラー)細胞の活性(NK活性)が高まることや、その効果が持続することを明らかにしてきました。」
良かった!
これで、その先を安心して読み進むことが出来るようになった。
今回の研究は、ホルモンの分泌などが男性と異なる女性において、森林浴の効果を検証することが目的のようである。
そして調査は、「都市の病院で勤務する女性看護師にゆっくりと二泊三日の森林浴をしてもらい、その医学的効果を調べる」手法が取られたようである。
その結果、「二日間の森林浴で、NK活性が東京にいるときより38%も高まり、一週間後は33%高いまま持続し、一ヵ月後でも10%高く免疫能が持続していることが分かりました。NK細胞内のパーフォリンなどの抗がんタンパク質も、二日間の森林浴で高まり、一週間維持され一ヵ月後もある程度効果が持続することが分かりました。人がリラックス状態にあると減少するといわれている、尿中のアドレナリン濃度については、森林浴一日目で57%低下し、二日目では68%も低下しました。森林浴でストレスホルモンが三分の一に減少したのです。」という効果が確認されているようだ。
“森林の力”が精神的な癒しを与えるだけでなく、身体的な免疫機能を高めていることに知り、改めて感動した。
この冊子は下記のリンクから読むことが出来る。
“季刊 森林総研 第3号”(21.8MB)
研究者の方に興味を持たれたら、下記をクリックしていただきたい。
香川 隆英 氏(“研究内容”のページでは関連した文書を読むことができる)
“森林浴がヒトNK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化させ、その持続効果が認められた!”(“男性お疲れサラリーマン”編!)
しかし、このような研究成果がもっと世間に広く知らされても良いのではないか?
都心部に住んでいても、電車に1時間か1時間半も乗れば、ある程度のハイキングが出来る山には行ける筈である。
とても安い健康増進法だと思う。
そして、地方自治体、運輸系企業、ホテル・旅館業なども、このような情報を欲しがっているのではないだろうか?
国民の健康増進と地域・産業活性化のために、国の機関もトコトン積極的に情報を発信する時代に入っていると思う。
研究成果を眠らせてはならない。
特に、このような不景気なのだから!
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