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“第一次高尾山紅葉観測隊”と勝手に名付けた。
隊員は、若干1名である。
来年、“第二次”が有るかは定かでない。
ついに“第一次高尾山紅葉観測隊”も6週連続となった。
アホか?
中毒か?
最近話題の大麻より体に良さそうではある。
11月23日(日)昼前、私は家を出た。
今回は訳あって、スタートが遅くなってしまった。
京王線駅に近いいつもの“脱力系コンビニ”に立ち寄った。
三連休の中日、昼前とあってオニギリ・弁当コーナーは非常に寂しい品揃えであった。
更に、二つあるレジは片方しか開いておらず、そこでご老人が宅配便の伝票を丁寧に記入している為、数人の列が出来ていた。
レジをもう一つ開ければ良いと思うのだが、人の手配をしていないのか?
さすがに私が、“脱力系コンビニ”と名付けただけのことはある。
今日も期待を裏切らなかった。
私は諦め、京王線線路下のスーパーを目指した。
歩きながら、次の電車をチェックした。
あまり時間が無い。
昼食は、京王線下車後に購入することにした。
ホームで待っていると、なかなか電車が来ない。
定刻を過ぎている。
『やはりスーパーで買えば良かったかな?』と少し後悔した。
数分遅れて到着した電車に乗り込んだ。
車内は殆どの人が、『私、高尾山に登って紅葉を見ます!』という顔をしていた。
JRと連結している高尾駅でも、多くの人が乗ってきた。
高尾山口駅に到着した。
早歩きで、トイレに向かった。
女子トイレには、やはり列が出来ていた。
男子トイレ内には数人だけ先客が居た。
用を済ませトイレを出ると、改札口は大混雑だった。
人に揉まれながら、やっとの思いで改札を抜けた。
人の流れに乗りながら、右手の売店方向を目指した。
いつも賑わっているお弁当販売コーナー方向を見ると様子が変である。
いつもの賑わいは無い。
しかし、商品は並んでいるようだ。
近付くと並んでいたのは、“ほうとう”だった。
お弁当、オニギリの類は売り切れのようである。
私はスーパーに立ち寄らなかったことを、後悔した。
仕方が無く、清滝駅方面に向かった。
自分のペースでは到底歩けない大混雑であった。
清滝駅周辺の紅葉は見頃を迎えていた。
今日のケーブルカー待ちの列は凄かった。
『待っている間に、徒歩で登ってしまうのでは?』と思えるほどだった。
しかし、『ケーブルカーからの紅葉を見たい。』という人や、身体的な理由を抱えている方もおられるのであろう。
毎週のように自分の足で登れることに感謝しなくてはいけない。
清滝駅周辺の店でも弁当は売り切れていた。
私は、『一食抜いたからって、死にゃしない。“もみじ台茶屋”で豪勢にやろう!』と考えた。
今日は、“稲荷山コース( 見晴らし尾根コース )”を登った。
大変天気も良く、稲荷山展望台からの眺望も綺麗に見えた。
クリックすると別枠で画像が開き、更にクリックして拡大すると、新宿周辺のビル群が確認できる。
登山道が狭くなり離合が難しくなる箇所では、しばしば渋滞が発生していた。
特に、“稲荷山コース( 見晴らし尾根コース )”に、“6号路( びわ滝コース ) 森と水”からの連絡路が合流する手前の細い部分では、数十人の人が団子状態となり、酷い状況だった。
あのような足場の悪い所で将棋倒しにでもなろうものなら、子供、女性、老人は大変危険である。
登山道をどこが管理しているのか分からないが、狭い箇所、危険箇所は迅速に改善すべきではないだろうか?
人工的な景観にすべきではないと思うが。
高尾山薬王院さん、京王電鉄さんあたりも恩恵に与かっている筈である。
快適な登山道整備の為に尽力されたら如何だろうか?
既に取り組んでおられたら、申し訳ない。
結局、登頂に1時間20分も掛かってしまった。
高尾山頂で定点観測を続けてきたモミジは既に散っていた。
山頂の他のモミジはこんな感じ。
高尾山頂西側のモミジは綺麗だった。
激しい空腹に見舞われながらも、こうして使命を終えた私は、“もみじ台茶屋”を目指した。
茶屋手前のモミジも綺麗に紅葉していた。
“もみじ台茶屋”に到着したのが、14:15頃だった。
空腹に耐えられず、席を確保する前に注文口に並んだ。
前には二人ほど並んでいた。
いよいよ、私の順番が回ってきた。
最後の力を振り絞って、“とろろ蕎麦”と“なめこ汁”を注文した。
その時、不穏な空気が漂った。
オッチャンが困惑顔で、注文カウンターと厨房を行ったり来たりしている。
嫌な予感と言うのは当たるものである。
蕎麦が売り切れたのである。
私は、その場にヘタリ込みそうになった。
オニギリを持参しなかったことを激しく後悔した。
仕方が無く、“おでん”と“なめこ汁”を注文した。
オッチャンは憐れみに満ちた目で私を見つめ、33番の番号札を渡してくれた。
肩を落とし、私は席を確保した。
『「満腹の寝ぼけた眼(まなこ)ではなく、空腹時の冴えた眼で、この美しい紅葉に対峙せよ!」と、神が与えた試練なのか?』と解釈し天を仰ぎ見ると、何と美しい紅葉ではないか!
“もみじ台茶屋”は、紅葉のモミジに包み込まれていた。
私は何故か、MISIAの“つつみ込むように”を口ずさんでしまった。
しかし、景観や雰囲気からのイメージはこんな感じか?
「33番さ〜ん!」の声で我に返った。
おでんをチビチビつつきながら、なめこ汁をすすった。
食器を返却口に返し、モミジのドームから抜け出ると、富士山が微かに見えた。
城山方面に少し下ってみると、トイレに長蛇の列が出来ていた。
更に、男子トイレの個室狙いの女性の列も出来ていた。
今日の高尾山界隈の混雑振りを象徴していた。
『更に下ったら綺麗な紅葉が有るかな?』と思い、下り始めた。
先週見頃だったモミジは、盛りを過ぎていた。
『もうちょっと行ってみよう』と思い、更に降りていった。
遠くに赤い色が見えた。
心が逸る。
もみじ台の北側を通る“巻き道”との合流地点に美しく紅葉したモミジを発見した。
場所を確認されたい方は、上記“合流地点”をクリック!
『同じ道を戻っても面白くない。』というのは建前で、『巻き道の方が楽そうだ!』というのが本音であったが、巻き道を戻ることにした。
途中、素晴らしい紅葉を見ることができた。
気まぐれというのは、結構良い出会いをもたらしてくれる。
“もみじ茶屋”近くまで戻り、その後、“5号路( 山頂ループコース ) 人と自然”の西回りルートで、“4号路( 吊り橋コース ) 森と動物”に向かった。
多少遠回りになるが、私はその方が好きなのである。
というのは、以前東回りのルートを通った時に悪臭を感じたからである。
もしかしたら、高尾山頂上付近の施設の排水が流れているのかもしれない。
そして、西回りルートの方が明るい。
“4号路( 吊り橋コース ) 森と動物”も混んでいた。
歩きながら、『今日は、“八王子いちょう祭り”の取材?は無理だな』と諦めた。
“1号路( 表参道コース ) 高尾山の自然”に合流し少し歩くと、メガホン片手に喋っている人が居る。
彼は、「現在の下りケーブルカーの待ち時間は1時間20分となっています。徒歩ですと40分で下山できます。」と繰り返していた。
午後4時少し前である。
これから並んだら、ロープウェイに乗れるのが午後5時を過ぎるだろう。
辺りは真っ暗になってしまう。
【かすみ台から稲荷山コース方面】
下りリフト乗り場も騒然としていた。
驚くことに、整理券が配布されていた。
この後、私には最後の仕事、金比羅台の定点観測が残っている。
道路外に脱輪?しながら、多くの人をかわし先を急いだ。
やっと金比羅台が近付いてきた。
ガーン!
バリ封である。(バリ風ではない)
『こんなウルトラハイシーズンに通せんぼ? 何考えとるんじゃい!』と一人熱くなって、工事看板を見た。
発注者は、“八王子市道路事業部建設課”だった。
金比羅台の紅葉と、ここからの景色が一番美しい時期に、工事は無いんじゃない? 八王子市さん!
金比羅台から観た銀杏並木を楽しみにしていた皆さん、申し訳ない!
八王子市に代わってお詫び申し上げます。
仕方なく、再び大混雑の1号路を歩き始めた。
脱輪?しながら先を急ぎたくなる気持ち、お分かりいただけただろうか?
1号路終点(起点?)では、またまた見事な紅葉が迎えてくれた。
“高尾山もみじまつり”の今日のステージは、既に終了していた。
しかし、冬桜は今日も上品に咲いていた。
16:20でも“千代乃家”は大繁盛!
混み過ぎ。
今日は、酒まんじゅうも諦めた。
“トイレサイドもみじ”は、早くも最盛期を過ぎたか?
やはり場所柄、栄養過多?
そして極めつけは、高尾山口駅の状況だった。
帰りのキップを求めて、数百人がうごめいていた。
『良かった、PASMO持ってて!』と思った。
ホームに上がってみて驚いた。
ラッシュ時の新宿駅のような人の数だった。
と言いながら、“ラッシュ時の新宿駅”を10年以上知らないが。
一番後ろの車輌に乗り込んだ。
地元駅に到着して、私は気付いた。
『水を一滴も飲んでない』と。
数時間前に訪れた“脱力系コンビニ”に再び入った。
やはり期待通りだった。
二人の店員はオシャベリに夢中で、私が店内に入っても、「いらっしゃいませ」すら言わない。
毎度のことなので驚かないが。
ペットボトルの水を一本買った。
レシートを渡す様子も無い。
場所だけで商売できるというのは、羨ましいことだ。
水をガブ飲みしながら、私は家に戻った。
本日の走行距離:17,754歩
本日のダイエット:2.5kg!
ダイエット的には、“大成功の巻”だったか?
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