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【017 第一次高尾山紅葉観測隊 大失敗の巻】

“第一次高尾山紅葉観測隊”と勝手に名付けた。
隊員は、若干1名である。

来年、“第二次”が有るかは定かでない。

ついに“第一次高尾山紅葉観測隊”も6週連続となった。
アホか?
中毒か?

最近話題の大麻より体に良さそうではある。


11月23日(日)昼前、私は家を出た。
今回は訳あって、スタートが遅くなってしまった。

京王線駅に近いいつもの“脱力系コンビニ”に立ち寄った。

三連休の中日、昼前とあってオニギリ・弁当コーナーは非常に寂しい品揃えであった。
更に、二つあるレジは片方しか開いておらず、そこでご老人が宅配便の伝票を丁寧に記入している為、数人の列が出来ていた。

レジをもう一つ開ければ良いと思うのだが、人の手配をしていないのか?

さすがに私が、“脱力系コンビニ”と名付けただけのことはある。
今日も期待を裏切らなかった。

私は諦め、京王線線路下のスーパーを目指した。
歩きながら、次の電車をチェックした。

あまり時間が無い。
昼食は、京王線下車後に購入することにした。

ホームで待っていると、なかなか電車が来ない。
定刻を過ぎている。
『やはりスーパーで買えば良かったかな?』と少し後悔した。

数分遅れて到着した電車に乗り込んだ。
車内は殆どの人が、『私、高尾山に登って紅葉を見ます!』という顔をしていた。

JRと連結している高尾駅でも、多くの人が乗ってきた。

高尾山口駅に到着した。
早歩きで、トイレに向かった。

女子トイレには、やはり列が出来ていた。
男子トイレ内には数人だけ先客が居た。

用を済ませトイレを出ると、改札口は大混雑だった。
人に揉まれながら、やっとの思いで改札を抜けた。

人の流れに乗りながら、右手の売店方向を目指した。
いつも賑わっているお弁当販売コーナー方向を見ると様子が変である。

いつもの賑わいは無い。
しかし、商品は並んでいるようだ。

近付くと並んでいたのは、“ほうとう”だった。
お弁当、オニギリの類は売り切れのようである。

私はスーパーに立ち寄らなかったことを、後悔した。
仕方が無く、清滝駅方面に向かった。

12:30本日の混雑状況


自分のペースでは到底歩けない大混雑であった。

清滝駅周辺の紅葉は見頃を迎えていた。

清滝駅周辺1

清滝駅周辺2

清滝駅周辺3


今日のケーブルカー待ちの列は凄かった。

ケーブルカー本日の長蛇の列


『待っている間に、徒歩で登ってしまうのでは?』と思えるほどだった。

しかし、『ケーブルカーからの紅葉を見たい。』という人や、身体的な理由を抱えている方もおられるのであろう。

毎週のように自分の足で登れることに感謝しなくてはいけない。

清滝駅周辺の店でも弁当は売り切れていた。
私は、『一食抜いたからって、死にゃしない。“もみじ台茶屋”で豪勢にやろう!』と考えた。

今日は、“稲荷山コース( 見晴らし尾根コース )”を登った。

大変天気も良く、稲荷山展望台からの眺望も綺麗に見えた。
クリックすると別枠で画像が開き、更にクリックして拡大すると、新宿周辺のビル群が確認できる。

稲荷山展望台から都心方面



登山道が狭くなり離合が難しくなる箇所では、しばしば渋滞が発生していた。

特に、“稲荷山コース( 見晴らし尾根コース )”に、“6号路( びわ滝コース ) 森と水”からの連絡路が合流する手前の細い部分では、数十人の人が団子状態となり、酷い状況だった。

あのような足場の悪い所で将棋倒しにでもなろうものなら、子供、女性、老人は大変危険である。

登山道をどこが管理しているのか分からないが、狭い箇所、危険箇所は迅速に改善すべきではないだろうか?
人工的な景観にすべきではないと思うが。

高尾山薬王院さん、京王電鉄さんあたりも恩恵に与かっている筈である。
快適な登山道整備の為に尽力されたら如何だろうか?
既に取り組んでおられたら、申し訳ない。

結局、登頂に1時間20分も掛かってしまった。

【14:00 高尾山頂の混雑状況】
本日の高尾山頂混雑状況

本日の高尾山頂混雑状況2


高尾山頂で定点観測を続けてきたモミジは既に散っていた。

定点観測1

定点観測2

定点観測3


山頂の他のモミジはこんな感じ。

高尾山頂モミジ1

高尾山頂モミジ2

高尾山頂モミジ3


【本日の高尾山頂からの富士山】
本日の富士山


高尾山頂西側のモミジは綺麗だった。

高尾山頂北側モミジ1

高尾山頂北側モミジ2

高尾山頂北側モミジ3

高尾山頂北側モミジ4

高尾山頂北側モミジ5


激しい空腹に見舞われながらも、こうして使命を終えた私は、“もみじ台茶屋”を目指した。

茶屋手前のモミジも綺麗に紅葉していた。

もみじ台モミジ


“もみじ台茶屋”に到着したのが、14:15頃だった。
空腹に耐えられず、席を確保する前に注文口に並んだ。

前には二人ほど並んでいた。

いよいよ、私の順番が回ってきた。
最後の力を振り絞って、“とろろ蕎麦”と“なめこ汁”を注文した。

その時、不穏な空気が漂った。
オッチャンが困惑顔で、注文カウンターと厨房を行ったり来たりしている。

嫌な予感と言うのは当たるものである。
蕎麦が売り切れたのである。

私は、その場にヘタリ込みそうになった。
オニギリを持参しなかったことを激しく後悔した。

仕方が無く、“おでん”と“なめこ汁”を注文した。
オッチャンは憐れみに満ちた目で私を見つめ、33番の番号札を渡してくれた。

肩を落とし、私は席を確保した。

『「満腹の寝ぼけた眼(まなこ)ではなく、空腹時の冴えた眼で、この美しい紅葉に対峙せよ!」と、神が与えた試練なのか?』と解釈し天を仰ぎ見ると、何と美しい紅葉ではないか!

もみじ台茶屋上空1

もみじ台茶屋上空2

もみじ台茶屋上空3

もみじ台茶屋上空4


“もみじ台茶屋”は、紅葉のモミジに包み込まれていた。

私は何故か、MISIAの“つつみ込むように”を口ずさんでしまった。

しかし、景観や雰囲気からのイメージはこんな感じか?

Brian Eno H.Budd The Plateaux of Mirror First Light


「33番さ〜ん!」の声で我に返った。

【本日の贅沢】
本日の贅沢?1

本日の贅沢?2


おでんをチビチビつつきながら、なめこ汁をすすった。

食器を返却口に返し、モミジのドームから抜け出ると、富士山が微かに見えた。

本日の富士山2


城山方面に少し下ってみると、トイレに長蛇の列が出来ていた。
更に、男子トイレの個室狙いの女性の列も出来ていた。

今日の高尾山界隈の混雑振りを象徴していた。

『更に下ったら綺麗な紅葉が有るかな?』と思い、下り始めた。
先週見頃だったモミジは、盛りを過ぎていた。

『もうちょっと行ってみよう』と思い、更に降りていった。

遠くに赤い色が見えた。
心が逸る。

もみじ台の北側を通る“巻き道”との合流地点に美しく紅葉したモミジを発見した。
場所を確認されたい方は、上記“合流地点”をクリック!

巻き道交差点1

巻き道交差点2

巻き道交差点3

巻き道交差点4

巻き道交差点5

巻き道交差点6

巻き道交差点7


『同じ道を戻っても面白くない。』というのは建前で、『巻き道の方が楽そうだ!』というのが本音であったが、巻き道を戻ることにした。

途中、素晴らしい紅葉を見ることができた。

巻き道モミジ1

巻き道モミジ2

巻き道モミジ3


気まぐれというのは、結構良い出会いをもたらしてくれる。

“もみじ茶屋”近くまで戻り、その後、“5号路( 山頂ループコース ) 人と自然”の西回りルートで、“4号路( 吊り橋コース ) 森と動物”に向かった。

多少遠回りになるが、私はその方が好きなのである。

というのは、以前東回りのルートを通った時に悪臭を感じたからである。
もしかしたら、高尾山頂上付近の施設の排水が流れているのかもしれない。

そして、西回りルートの方が明るい。

4号路( 吊り橋コース ) 森と動物”も混んでいた。

歩きながら、『今日は、“八王子いちょう祭り”の取材?は無理だな』と諦めた。

1号路( 表参道コース ) 高尾山の自然”に合流し少し歩くと、メガホン片手に喋っている人が居る。

彼は、「現在の下りケーブルカーの待ち時間は1時間20分となっています。徒歩ですと40分で下山できます。」と繰り返していた。

午後4時少し前である。
これから並んだら、ロープウェイに乗れるのが午後5時を過ぎるだろう。
辺りは真っ暗になってしまう。

【かすみ台からお江戸方面】
かすみ台からお江戸方面

【かすみ台から稲荷山コース方面】
かすみ台から稲荷山コース方面


下りリフト乗り場も騒然としていた。
驚くことに、整理券が配布されていた。

16時前 リフト山上駅の混雑状況


この後、私には最後の仕事、金比羅台の定点観測が残っている。
道路外に脱輪?しながら、多くの人をかわし先を急いだ。

やっと金比羅台が近付いてきた。

ガーン!
バリ封である。(バリ風ではない)

金比羅台通せんぼ1

金比羅台通せんぼ2

金比羅台通せんぼ3


『こんなウルトラハイシーズンに通せんぼ? 何考えとるんじゃい!』と一人熱くなって、工事看板を見た。

発注者は、“八王子市道路事業部建設課”だった。
金比羅台の紅葉と、ここからの景色が一番美しい時期に、工事は無いんじゃない? 八王子市さん!

金比羅台から観た銀杏並木を楽しみにしていた皆さん、申し訳ない!
八王子市に代わってお詫び申し上げます。

仕方なく、再び大混雑の1号路を歩き始めた。

【渋滞の1号路】
16時過ぎ 1号路下山混雑状況


脱輪?しながら先を急ぎたくなる気持ち、お分かりいただけただろうか?

1号路終点(起点?)では、またまた見事な紅葉が迎えてくれた。

清滝駅周辺モミジ


高尾山もみじまつり”の今日のステージは、既に終了していた。

しかし、冬桜は今日も上品に咲いていた。

冬桜と紅葉1

冬桜と紅葉2


16:20でも“千代乃家”は大繁盛!
混み過ぎ。
今日は、酒まんじゅうも諦めた。

16:20頃 本日の千代乃家混雑状況1

16:20頃 本日の千代乃家混雑状況2


“トイレサイドもみじ”は、早くも最盛期を過ぎたか?
やはり場所柄、栄養過多?

本日のトイレサイドもみじ


そして極めつけは、高尾山口駅の状況だった。

16:25頃 高尾山口駅混雑状況

高尾山口駅 キップ購入混雑状況


帰りのキップを求めて、数百人がうごめいていた。
『良かった、PASMO持ってて!』と思った。

ホームに上がってみて驚いた。
ラッシュ時の新宿駅のような人の数だった。

と言いながら、“ラッシュ時の新宿駅”を10年以上知らないが。

一番後ろの車輌に乗り込んだ。

地元駅に到着して、私は気付いた。
『水を一滴も飲んでない』と。

数時間前に訪れた“脱力系コンビニ”に再び入った。
やはり期待通りだった。

二人の店員はオシャベリに夢中で、私が店内に入っても、「いらっしゃいませ」すら言わない。
毎度のことなので驚かないが。

ペットボトルの水を一本買った。
レシートを渡す様子も無い。

場所だけで商売できるというのは、羨ましいことだ。

水をガブ飲みしながら、私は家に戻った。

本日の走行距離:17,754歩
本日のダイエット:2.5kg!

ダイエット的には、“大成功の巻”だったか?

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